ニートトレーダー棚橋の世間とつながるためのブログ

FXなどの投資や日々の日常について書いてます。FXは基本的に短期逆張りデイトレードです。最近は仮想通貨もやってます。

暑い夏 海水浴に行くなら離岸流に気をつけよう

どうも棚橋です。

これから海に行こうと思っている人たちに役に立つと思いよさげな記事をシェアしたいと思います。

海水浴の安全ガイド

離岸流を知ろう

  「岸に向かって泳いでいるのに、逆に岸から離れていく」―。これは離岸流が原因である可能性が高い。離岸流とは、波によって打ち寄せてきた水が行き場を失い、ある場所でまとまって沖に向かう流れになることをいう。

 離岸流は、砂浜の海岸や人工構造物(離岸堤、突堤など)がある海岸等で発生しやすく、幅10~30メートルで沖に向かって数十メートルから100メートルの範囲に流れが発生する。離岸流は強いときで秒速2メートルほどになる。この速さは、競泳男子100メートル自由形の世界記録とほぼ匹敵する。

 したがって、離岸流に逆らって無理に泳ぐと、体力を消耗し溺れる原因になるし、浮輪などをつけていればさらに流されやすくパニックになることもある。

 日本ライフセービング協会によると、海水浴場で救助された事例の約70%は彼岸流が原因だ。彼岸流が発生している場所は周囲と比べて、海水が濁っている、水深が深く波が崩れにくい、波が穏やかでも水面がざわついているなどの特徴があるので注意したい。

 また、離岸堤や突堤などには近づかないことだ。もし離岸流に流されてしまったら、助けを呼ぶか、離岸流から逃れやすいコースを泳ぐことだ。離岸流は帯状の流れで、沖になるにつれて流れが弱まる。泳力に自信がある人は岸に向かって斜め方向に泳いで離岸流から抜け出すとよい。泳力に自信がない人や疲れている人は、岸と平行に泳いで離岸流から抜け出すとよい。

 離岸流を避けるには、海水浴場のルールに従って遊泳することが最も重要だ。もし離岸流に流された場合でも、パニックを起こさず落ち着いて考えて行動したい。

 (城西国際大准教授・深山元良)

掲載元:下野新聞

下野新聞 離岸流を知ろう